パートナー
李桂榮弁理士は、2003年に弁理士試験に合格後、2005年から第一特許法人の電子グループの一員として勤務しています。
電気、電子、ソフトウェア技術分野における国内外のグローバル企業や研究所・大学を代理して、特許訴訟・審判及び出願、特許侵害及び有効性鑑定、先行技術調査などの様々な業務を行っています。特に、AI、IoT、ビッグデータ分野に強みを持っています。在職中に米国University of Southern CaliforniaのロースクールでLL.M.課程を修了し、米国カリフォルニア州の弁護士資格を取得しました。韓国と米国のIP体系についての知見を活かして、差別化されたIPサービスを提供しています。
また、IP業界の発展のために様々な社会活動にも参加しています。大韓弁理士会の常任理事及び大韓女性弁理士会の副会長を歴任し、2018年から大韓女性弁理士会の会長として女性弁理士の社会ボランティアや専門家としての能力向上に貢献しています。なお、産業通商資源部の貿易委員会の貿易委員の委嘱を受け、不公正貿易による被害救済のために取り組んでおり、特許庁傘下の産業財産権紛争調停委員会の調停委員及び情報保護紛争調停委員会の調停委員として特許権を巡る紛争の早期解決にも寄与しています。
さらに、講演やセミナー活動も行っています。米国Practicing Law Instituteの「Strategic & Transactional – Drafting Globally Compliant Patent Applications」教育プログラムでは、韓国の特許制度の特徴について紹介しました。また、韓国電子情報通信産業振興会では会員企業のIP管理者を対象に米国で特許を受けるための明細書の作成方法やIoT、ビッグデータ、AIに関する発明の特許出願明細書の作成時の留意点に関するセミナーを行いました。また、国防科学研究所、KAISTなどの研究所や大学の知財担当者を対象に、特許制度に関する講演を行うことで研究所や大学のIPの能力向上にも努めています。